プーケット最後の夜を、カラオケのはしごをして白タクの運ちゃんを困らせ、明け方近くまで大騒ぎをしていのたが、案外早く目が覚めた。年の割にはがんばれるおじさんだ、と自分自身で感心する。今日もグッドデイ、いい天気だ。K氏と二人で遅目の朝食。「今日の飛行機は何時でしたっけ」。「部屋へ行って航空券を見ないとチョット解らないですね」。「いつも、バンコク発が深夜ですから、それから1時間引いて、その前2時間がチェックインだから、バンコクでの乗り継ぎ時間を考慮に入れると多分空港へは6時には行って無いとまずいでしょうね」。「まあ、そんなもんでしょう」。「確認してみますよ」。「ところで、今日は、昨夜の話しに出ていたパトンのラーメン屋へ行って見ましょうよ」。「いいですよ、だけど、そんなラーメン屋あったかな〜」。「タイ人にはやっぱりラーメンは合いそうですね。おいしいと言ってましたよね」。「だけど、麺はどうしているんでしょう。業者があるのかな〜。こちらの麺の材料は米ですもんね」。「ビーフンばかりで、小麦麺は珍しいんでしょうかね」。「午前中はどうしましょう。ビーチボーイにもう一度会って見ましょうか?」。「朝はする事ないですよ。行って見ましょうか」。
今日も暑くなりそうだ。10時にはもうじっとしていても汗が出るほど。外に出るとトゥクトゥクのにいちゃんが相変わらず油を売っている。「ハーイ」。「ドコイク?」。「サンポ」。「パトンイク?」。「イカナイ」。「ソープイク」。「バーカ、マダアサダヨ」。にいちゃんをからかいながらカタビーチの商店街を再び散歩する。ビーチに向って歩いて行くと、レストランの間からビーチに出る小道があった。覗いて見たが、まだ朝が早いのか、「ダキ」の姿は見つからない。「どうしましょう」。「早目にパトンへ行きましょうか」。「そうしましょうか」。「だけど、チェックアウトしないと」。「そうか、タクシーが迎えに来るのが何時だったかな、たしか5時だと思ったけど」。「じゃあ、チェックアウトだけして荷物をホテルに置いて行きましょう」。「そうですね、じゃあ、チェックアウトしましょうか」。とホテルへ戻って荷物を整理。
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【 目 次 】
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1.初めてのバンコク
2.シーフードレストラン
3.ナナ駅界隈
4.大都会バンコクの怖〜いお話
5.チャオプラヤ川とお寺
6.日本人居住区
7.パッポン・タニヤ
8.朝市
9.ホテルの朝食
10.メランコリック・パタヤ
11.別荘キット
12.空港とタバコ
13.暗くなって到着プーケット空港
14.カタビーチのホテル
15.パトンの夜はやっぱり怪しい
16.コンシェルジュ
17.ビーチ
18.真昼のプーケット
19.カタビーチ商店街
20.プーケットファンタシー
21.プーケット最後の一日
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