団塊世代必読「不良中年二人連れタイ旅行記」 タイでロングステイはいかが?    《信州ネット.Com》

12.空港とタバコ

 心配していた渋滞も無く、予定より一時間も早く空港に着いてしまった。国内便のターミナルで親切にしてくれた運ちゃんともお別れだ。心からお礼を言って、幾ばくかのチップを渡し、タクシーを降りる。あとで、コンチクショウと思う事があるのだが、それもご愛嬌で、これを書いている今では「いい人だったな〜」と言う印象だけが残っている。名前を聞いたが英語名では無い難しいタイ独特の名前なので忘れてしまった。バンコクにでも住もうかと言う意気込みがあるのに情けない。タイの人の名前を覚えられるように、少しはタイ語に慣れなければいけない。「サワディカップ」しか話せないのはチョットまずいよね。

 国内便なので、空港での面倒な手続きは何も無い。搭乗までに2時間近くもあるが特にする事も無い。クルマの中は「NoSmoking」のシールは張ってあったが運ちゃんの御好意で、タバコを吸わせてもらった。押しなべて東南アジアの人々は、特に男は、ほとんどタバコを吸う。町を流しているタクシーの運転手でも、タクシーの後ろ座席は「禁煙」になっているのに、シャツのポケットからはタバコの箱が覗いている。客待ち時間には運転手仲間と立ち話をしながらプカプカとおいしそうにタバコを吸っている。そして、クルマには灰皿が無いので、そのまま道路にポイ。マレイシアのランカウイへ行った時など、タクシーの待合場所の道路に吸殻が山ほど落ちていた。そして、私も運ちゃん達とコミュニケーションを取りながら、プカーと一服やっていたのだ。

 ところが、ここ空港では待合室やレストランにも灰皿が無い。ヘビースモーカーの我々二人にはタバコを吸えないのが一番辛い。海外に出るたびに「タバコをやめなければ」と思うのだが、日本に帰ればすぐに忘れてしまう。それどころか、空港を一歩出ればもう禁煙のきの字も無い。「郷に入っては郷に従え。タバコは現地の人と同じ物を吸わなければ」とばかりに、現地で作っている煙草を買ってはまずいのを我慢して吸っている。うちのかみさんもうるさく言うが「やめようとするストレスで肺がんになる前に死んでしまうぞ」などと勝手な理屈をこねて、家でも遠慮無くパカパカ吸っている。そんな訳でK氏と二人でタバコを吸える場所を探し回ったら、一番すみっこの喫茶店の中の客がみんなタバコを吸っているのを見つけた。コーヒーよりもタバコが吸いたい一心で喫茶店に入った。「ゲッ!」、タバコの煙も臭いも無い禁煙エリアから、ガラスで囲まれて、換気も十分でない喫煙OKの喫茶店に入ったとたん、煙と臭いで思わず顔をしかめる。ヘビースモーカーの我々が「スゲー臭いだ。こんな所では呼吸もできないぜ。こりゃたまらんわい」と思うほどだから、タバコを吸わない人達には、タバコの煙と臭いは迷惑以外の何物でもないのだろう。

       【 目 次 】
  □TOPページへ
  1.初めてのバンコク
  2.シーフードレストラン
  3.ナナ駅界隈
  4.大都会バンコクの怖〜いお話
  5.チャオプラヤ川とお寺
  6.日本人居住区
  7.パッポン・タニヤ
  8.朝市
  9.ホテルの朝食
 10.メランコリック・パタヤ
 11.別荘キット
 12.空港とタバコ
 13.暗くなって到着プーケット空港
 14.カタビーチのホテル
 15.パトンの夜はやっぱり怪しい
 16.コンシェルジュ
 17.ビーチ
 18.真昼のプーケット
 19.カタビーチ商店街
 20.プーケットファンタシー
 21.プーケット最後の一日

 アジアの空港でもここドンムアン空港はまだいい方で、台北の桃園国際空港の喫煙所はほとんど「ガラスのオリ」の状態で、狭く区切られた通路の一画で、いい大人がバカみたいにひしめき合ってタバコを吸っている。1分でも中にいれば、その強烈な臭いが体全体に染み込んで、「たった今喫煙所から出てきました」ということがすぐにわかる。そこまでわかっていてもやめられないのがタバコ。世界の趨勢が禁煙に向っている今、せめて喫煙者の多いアジアの空港くらいは自由にタバコを吸わせて欲しい。そんなに白人主義に染まらなくてもいいのにと思う。だって、つい最近までは、ぎゃーぎゃー言っている人達だって吸っていたんだし、私の親父なんか何十年も吸っていても肺がんでは死ななかった。その上、日本ではタバコを製造しているのは「お上の会社」なのだ。国民に吸わせたくなかったら、製造を止めてしまえばいい。右手ではチマチマと税金稼ぎをやりながら、左手で「No Smoking」とやっていても、それこそ矛盾しているよねー。それにしても、喫煙者には辛い世の中になってしまった。そろそろやめようかな〜、XXXとタバコ!。

トップページへ

次ページへ

前ページへ

タイ・チェンライでロングステイ!年金でだけで暮らせる夫婦で一ヶ月10万円楽園生活「シヴィエンリゾート&スパ」

 海外でロングステイ(長期滞在)と言うと、何か特別なことのような感じを受けられる方が少なくありません。「ビザはどうする?」・「病気になったら?」「言葉が通じないのでは?」など、不安要素が少なくないからです。しかし、もっと気楽に考えられないものでしょうか?。「一週間の海外旅行を一ヶ月に延ばしてみる」程度の感覚でも良いのです。
 寒い冬の日本をチョット抜け出して暖かな南国の楽園でゆったり過ごすなんてとても素敵ではありませんか?。特に、冬の寒さが原因で体調に異変をきたす方々には特効薬にもなりそうです。タイ・チェンライの「シヴィエンリゾート&スパ」は、そんな日本の皆様の不安を全て解消し、気楽にぶらりと訪れても、そのまますぐにいつもの生活が可能です。又、通訳やガードマンが常駐するなど、安全にも十分に配慮しています。
      タイ・チェンライ「シヴィエンリゾート&スパ」のホームページはこちら

タイ・チェンライ「シヴィエンリゾート&スパ}

ページ作者のタイ3都市巡り「タイでロングステイも悪くない」

 2006年5月9日から16日まで、8日間の予定でタイへ行ってきました。タイでは多くの方々がロングステイを楽しんでいらっしゃるらしいのですが、今回の旅は、そんな方々に直接お会いして、「本当に幸せな生活をされているのかどうか」の生のお声をお聞きするのが目的でした。コラート→バンコク→チェンマイと3都市を回りましたが、日本人のロングステイのメッカはやはりチェンマイ、特にチェンマイで暮らしておられる方のお話しを聞きたかったのです。画像で綴るタイ旅行記、是非お楽しみ下さい。
                 タイ3都市めぐりホームページはこちら

海外(タイ)でロングステイも悪くない

南信州田舎暮らし 信州ネットドットコム

【メールでのお問い合わせはこちら】

〒399−2223 飯田市千栄3432番地6 電話 0265(59)1070

Copyrighted By Office-Aun